屋久島

屋久島旅行⑫~今更なんですけど~

また屋久島行きたいなあ・・・

屋久島に行ったらレンタカーで島を一周すると面白いですよ。北側と南側とどことなく雰囲気が違います。天気ももちろん違います^^;至る所に滝があるので滝巡りもおもしろいです。できればそばまで行くことがオススメ。屋久島は水の島ですから。

灯台の縁に腰掛けて夕日を眺めるのもよし、環境文化村センターや屋久杉自然館でお勉強するもよし、温泉巡りをするもよし、カヤックや登山でもよし、屋久杉でお箸をつくるものよし、色々な楽しみ方があります。

一周ドライブ中で、一番観光客が多かったのはフルーツガーデンですが・・・お庭を案内してくれるのですが、蚊がものすごいです!!フルーツの試食代が500円というところですかね。

お昼は尾之間の手打ちうどん「風庵」さん(リンク先第3回の記事です)でした。東京から移住したご主人がおうどんを食べさせてくれます。

安房の港の先に春田浜海水浴場があるのですが、そこにタイドプールで遊べるところがあるらしいのです。私が行ったときは道路の拡張工事中でたどとりつくのが難しく断念しましたが、次回は行ってみたいな。

奥が深いぞ、屋久島!!

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屋久島旅行⑪~屋久島の雨の話~

Pict1071 屋久島は雨の多い島として有名です。一週間に10日降るとか、一ヶ月に40日降るなどと言われます。

私が訪れたときも、毎日、何度も、雨に降られました。(7月の中旬ですから、まだ雨の多い時期だとは思いますが)

本当によく降ります。空が青いのに、ピンポイントで降ります。宿のご主人が言っていたけれど、道を歩いて足下に真っ直ぐ境界線ができることもよくあるそうです。実際、ドライブ中に似たようなことを何度も体験しました。

これだけ多いとあまり気にならなくなります。きっとすぐ止むんだから、それまでは雨を楽しんじゃおう!という気分になります。暑さを紛らせてくれる天然のシャワー・恵みの雨だ!と、少しぐらいの雨ならむしろ歓迎♪してしまいます。雨に打たれるのが楽しくて、嬉しい!なんて感情ははじめてです。島に流れる水がきれいだから、その水を生み出す雨を浴びて自分もきれいになっていく感じがします。

島に行く前は、うっそうとしたジメジメした所なんだろうと思っていました。とんでもない!清々しい島でした。(でも、とにかく暑いことは暑い!!!)

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屋久島旅行⑩~民宿いっぱち~

泊まった宿は「民宿 いっぱち」さん

安房の中心地(港?)からはちょっと離れているけれど、初日はバス停まで迎えにきてもらっちゃったし、あとはレンタカーを借りてしまったので不自由は全く感じませんでした。それ以上に、山の懐に抱かれている静かで温かい宿でした。

建物がこぢんまりと新しくて、快適でした。バリアフリーだということなんですが、実際に、車いすの方が泊まっていらっしゃいました。なんと、ご自分の両腕で縄文杉まで山登りをされるということでした。すごい!!(残念ながら、雨がすごくて手袋がふやけてしまい、途中のウィルソン株までで断念されたそうです。それでも十分すごい!)

島出身のご主人も奥さんも温かくて親切。早めのチェックインだったので、松峯大橋まで散歩に行ったのですが、帰り道に雨に降られてしまったところ、ご主人が慌てて車で迎えに来てくれたり、奥さんにもいろいろ細かいところに気を遣っていただきました。

ご飯は地元の幸がふんだんに使われていて、品数も多い!!(でも、毎回完食♪)

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屋久島旅行⑨~屋久杉のこと~

屋久島では樹齢1000年以上を「屋久杉」、それ未満を「小杉」、植林された杉を「地杉」と呼ぶそうです。

縄文杉が現在確認されている屋久杉の中で最大。その他大王杉、紀元杉、弥生杉などなど名前がついた屋久杉が有名だけれど、無名の杉でも立派なものは沢山ありました。ヤクスギランドの千年杉なんかは、まだまだ若者という感じで肌もピチピチ(?)して真っ直ぐに立っていましたが、その他の名前が付いている巨木は、こぶがゴツゴツしているなど、材として利用価値がないので江戸時代からの伐採をのがれた杉たちです。専ら短冊状に切った屋根材(平木)として利用したそう。木を切って平木にしてから女子供が背負って山からおろすわけです。

屋久杉の森を歩いていて、まず不思議だったのは、江戸時代に切り倒され(使いやすい部分だけ切り出され)た木がそのまま残っているということ。雷や台風などで川に落ちてしまった巨木たちも、かなりの時間がたっていそうなのに、ほぼ原形を保ったままで水につかっていること。

こんなに湿気が多い島なのに、くさらないって不思議じゃないですか?普通に考えたら、すぐ、ぐずぐずになりそうなものなのに。

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屋久島旅行⑧~ヤクスギランドと白谷雲水峡~

旅行記を時間軸に沿って書いていくといつまでたっても先に進めないので、人気の観光ポイントについて簡単に触れておきます。

「ヤクスギランド」と「白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)」 屋久島の2大スポットです。(たぶん)

友人は、ヤクスギランドが男性的で、白谷雲水峡は女性的な感じがする、と言っていました。うまい!と思います。どちらも、屋久島のイメージそのものなんだけれど、雰囲気が全く違うのです。どちらも、江戸時代からの伐採の歴史がそのまま残っていて、時間の長さを実感します。屋久杉については、また別にまとめてみたいと思います。

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屋久島旅行⑦~縄文杉に会いに行く~

Pict1027_1 いろいろ書きたいこともありますが、まずは縄文杉登山について書いておかないと。

前日は早く寝ようと思ったのに、結局あまりの静かさとなんともいえない熱気に落ち着かず、よく眠れませんでした。翌朝は5:15にガイドさんが迎えに来てくれます。道々グループの人たちを拾っていくので、早い人は4:45だったそうです。総勢6名。

途中の早朝弁当屋さんに寄って、朝食・昼食のお弁当を受け取って登山口に登っていきます。途中、サルやシカに見送られながら朝靄で真っ白の中をぐんぐん進んで、一気に標高600mの荒川登山口へ。

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屋久島のアルバムをアップしました!

左にあります。よかったらご覧くださいませ。

こんなへなちょこ写真では、実物の迫力の何十分の一も伝わらないけど、コメントをつけながら屋久島の空気を思い出してちょっと涙が出そうになった。

旅行中は島のパワーみたいなものを感じることはなくて、「私は鈍いからね~」なんて笑っていたのだけれど、帰ってきてみると今までと何かが違う。吸い込んだ空気がまだ体のどこかに残っていて、森のことを思い出すとその空気が反応するような。そうかと思うと私の住む世界とは空間も時間も断絶したところに孤高の屋久島がひっそりと息をしているような、そんな感じもする。やっぱり屋久島は不思議な島だ。そしてその島の存在を私は知ってしまった。

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屋久島旅行⑥~虹だ!!~

15:00宮之浦港 やっと上陸です(^_^;) 例えば、2泊3日で中日に縄文杉登山なら、ここでレンタカーを借りて白谷雲水峡あたりに行くか、ぐるり島一週ドライブでもいいかもしれません。または、港のそばにある、環境文化村センターで屋久島の予習をするのもいいと思います。ただし、次の日の朝は早いので、ウミガメの産卵見学ツアーは厳しいと思います。

私たちは3泊なので、初日は無理せず、おみやげ物を予習することにしました。(はやすぎっ!?)

トッピーを降りたときには沢山の人で賑わっていた港も、あっという間に人波が引き(団体さんなので観光バスに乗り込んでいきました)肌を刺す日差しの中をとぼとぼ歩く女二人。観光センターと土産物店が二件並んでいて、その店と港に面したあずまやと行ったり来たりしながらバスの時間まで2時間ちかくうろうろしました。ちょっとアヤシイ二人。(一本目のバスに乗り損なってしまって・・・・)

やっとバスに乗れて宿がある安房という集落へ向かいます。空はもう夏の空です。ところが「あれ?前の方暗いな」と思っていると急にどーっ!と雨が降る。それも2分くらい走るとまたカラッと晴れている。局地的というよりも部分的にどしゃ~降り。そうかと思うと、カンカンに晴れているのに、傘を差すくらいのしっかりした雨が降っていたり。やっぱり屋久島は雨の島なんだ。

そして海の上には大きな虹です!虹を見たのっていつ以来だろう・・・。早速、島から元気をもらいました。

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屋久島旅行⑤~いよいよ島へ上陸~

予想以上にもたついていた台風3号と、新しく発生した台風4号との狭間の旅行でした。また台風呼んじゃったよ~(>_<)

友達との待ち合わせよりも前に空港について、先にチェックインしておく。座席指定で窓際の2席を取ったはずなのに、機内に入って「ねえ?縦並びじゃん?」それも通路側。あちゃ~!!なぜだ!?

①の記事でも書きましたが、東京ー鹿児島は1時間、リムジンバスは飛行機に合わせて空港にいるので、それに乗って40分ほどで終点まで。鹿児島の街は想像以上に大きくてびっくり!!真夏を思わせる日差しと、そびえるビル群と(駅には観覧車まである!!)、そして路面電車! 急に旅気分が盛り上がります♪

終点は「市役所前」とりあえず目の前のちいさなラーメン屋に入ります。創業50年?のカウンターだけの小さなラーメン屋さん。隣のおじさんの鹿児島弁に目を白黒させながら食べるラーメンにますます旅気分が盛り上がります。3時間前はまだ東京だったのにね。

そこからタクシーで北埠頭まで(2メーターくらい)。「今はそんなに灰も降らないから住みやすいよ~」と運転手さん。「早く窓口行っていい席取りなさいね。今は運航中移動できなくなったから。」と教えてもらって急いだけど、2階の窓際は余裕で取れました。トッピーの中にはTVがあって、昼のドラマが流れている・・・たまにチャンネルが変わる・・・誰がチャンネル権持っているのだろう??

船が出る前なら後ろのデッキに出られる。でも走り出すとシートベルトの着用が義務だとのアナウンス。春先の事故から厳しくなったらしい。心配された波の影響もなく、かなり快適に滑り出します。途中、1階から団体旅行のおばちゃんたちが上がってきて、「こっちの方が見晴らしがいいわあ」といって外に出ようとしていた(鍵が閉まってます)。ガチャガチャやっているうちに他のお客さんに「出られませんよ!」と注意されると、空いている席にどかっと座りお菓子を食べながらのおしゃべり。一気に2階が騒がしくなりました・・・。

Pict0983_2  ずっと桜島が見えていました。雄大で、美しい形の山です。手前の鉄筋がイマイチですが、右端のおじさんとの大きさの比較をして(汗)桜島の美しさと、錦江湾(鹿児島湾)の大きさにびっくり。湾を出るまで一時間、その後屋久島まで一時間。計二時間の船旅です。

いよいよ屋久島に近づきます。そびえたつ濃い緑の山の大きさに圧倒されます。こんな島は初めて。胸がドキドキ高鳴ります。安っぽい表現だけど、島の迫力に本当にドキドキしたのです。

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屋久島旅行④~怒濤の?出発編~

只今、マイフォトを作成中です。近日公開予定。へなちょこの写真をごらんくださいませ。

さてさて、旅行の話ですが、出発の2日前に大事な試験がありまして、その勉強で旅行の準備どころではなかったのが本音のところ。まあもともと私は準備が遅い人間なので・・・。

そんな私とは真逆の人間がうちにはおりまして、それは母です。日に日に私の部屋の前にいろいろなものが山積みになっていきます。リュック(2種類!)・レインウエア・ウエストポーチ!・帽子に軍手に(自分のものがありますからっ!)チェック柄の長袖シャツ(それも定番グリーン)

「登山には絶対チェックのシャツでしょ」という母。確かにそういうイメージはありますけど・・・チェック柄じゃなきゃ駄目なんですかね?いつもこの辺でケンカになるので、素直にハイハイと聞き流して荷物につっこみましたよ。そのうえ「蜂は黒い色に向かってくるからTシャツは白にしろ」と言ったり。ハイハイ母上様のおっしゃるとおりでございますよ。(もうどーにでもしてっ)

初めの計画では、行き帰りの機内持ち込みように、大ぶりのショルダーバック下げて、山登り用には折りたたみのナイロンリュックを入れていました。出発の朝、いよいよ鞄しょって出かけようという時になって(朝の6時30分です!)、顔をのぞき込んだ母が、

「あんたそんなん持って行くの!?こっちがいいわよ!!」

と例のリュック(昨日の記事に写真ありです)を押しつけてきたのです。おまけにウエストポーチ付きで。「電車男みたいだから絶対やだっ!!」(そんな理由?そんな理由です!)と言い張ったのですが母の機嫌を損ねるとかなり面倒なことになるし、旅行の前にケンカもしたくないので、もう一度腰を下ろし手荷物の総入れ替えですよ・・・。トホホ。 「ほ~ら!かっこいい!かっこいい!いってらっしゃ~い」と背中を押されて出かける私でありました。

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