ガウディの伝言
もう随分と前の話になりますが、バルセロナでサグラダ・ファミリアを眼前にして、「これはいったいなんなんだ~!!」とびっくり。いつ完成するかわからないなんて話に、「後世の人たちが勝手に作っていいのだろうか・・・」と思っていました。
その後、ラジオで偶然に、何回か外尾さんのインタビューを聞いたことがあります。なんて穏やかな人なんだろうって思いました。
その両方の思いを解決してくれたのが、この本です。120年以上の長い期間、サグラダ・ファミリアに関わった人たちがみなガウディの思いをしっかりと受け継いできたことが痛いくらい分かります。
エピローグの最後に、外尾さんは「サグラダ・ファミリアで会いましょう。」と書かれていて、その隣の頁にはこちらを振り返っているガウディの写真が。まるでガウディに誘われているような感じになります。なぜか涙が止まらなかった。
ずっと大切に読んでいきたい本です。
『ガウディの伝言』外尾悦郎
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